「複合機でスキャンしたPDFが横向きになっていて、画面上で読むのに首をかしげる必要がある」「スマホで撮影したPDFが逆さまだった」——スキャンや撮影でできたPDFは、向きがずれていることが珍しくありません。
この記事では、無料・登録不要・ファイルがサーバーに送信されない方法でPDFの向きを直す手順を解説します。
PDFの向きが狂う代表的なパターン
- 複合機の自動原稿送り装置(ADF)でスキャン:用紙のセット向きを間違えると全ページ横向き
- iPhone・Androidのカメラで撮影:縦向きで撮ったつもりが90度ずれている
- ホチキス止めの書類を裏返してスキャン:偶数ページだけ180度回転している
1ページずつ画面で回転させて見ているなら、PDF自体の向きを直してしまうのが楽です。次回からも正しい向きで開くようになります。
無料で向きを直す手順
朝霞IT代行が提供しているPDF回転ツールを例に手順を説明します。すべての処理がブラウザ内で完結するので、契約書や社外秘資料でもファイルが外部に送信されません。
- ページにアクセスし、向きを直したいPDFをドラッグ&ドロップ
- 回転角度を選ぶ(時計回り90度・反時計回り90度・180度)
- 「回転して保存リストに追加」を押すと、向きが修正されたPDFが作られる
- 「ダウンロード」で保存
複数のPDFをまとめて読み込んで一括で回転することもできます。複合機でスキャンした書類の束を一気に修正したいときに便利です。
回転だけで直らないケースの対処法
偶数ページだけ向きが逆の場合
ホチキス止めの書類をADFで両面スキャンすると、偶数ページが180度回転していることがあります。この場合は、1度PDFを分割して偶数ページだけ取り出し、180度回転してからPDFを結合し直すと整います。
ページの一部だけが斜めの場合
スキャン時の用紙の傾きで本文が斜めになっている場合は、回転ではなく「傾き補正(デスキュー)」が必要です。複合機側のスキャン設定で「自動傾き補正」をオンにすると、最初から綺麗にスキャンできます。
ブラウザ完結だから機密書類でも安心
多くのオンラインPDFツールは、アップロードしたファイルが運営会社のサーバーに送信されます。回転のような単純な処理でも、契約書・人事書類・医療記録などを外部のサーバーに送るのは避けたいところです。
ブラウザ完結型のツールであれば、ファイルがあなたのPCの外に出ることはありません。ブラウザの開発者ツール(F12キー)の「ネットワーク」タブで、ファイルに関する通信が発生していないことを自分で確認できます。
関連してよく使う操作
スキャン業務の見直しもおすすめ
毎日のように向きを直すPDFが発生しているなら、複合機の設定(自動向き補正・両面スキャン時の綴じ位置設定)を見直すと根本的に解決できる場合があります。朝霞・和光・新座・志木エリアの事業者様向けに、複合機運用を含むIT環境の見直しのご相談を承っています。